ガロン実行委員会

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2010年 09月 02日

「ガロン 第1回展」を終えて

お久しぶりです。小金沢です。

「ガロン 第1回展」が終わり、早2ヶ月が経ちました。
先日、小冊子『ガロン 第1回展』(限定1,000部、2010.8発行)も来て下さった方々にあらかた発送し終え、ようやく一段落。
しかし、1回展での反省は、いまだ解決する方法の見つからない大きな問いとして、私たちの中に燻り続けています。

それは最終的に、「作家とグループ展」という問題に行き着きました。
個々で活動する作家が、グループ展を行なう意味/意義とははたしてどこにあるのでしょうか?
幾つか挙げてみましょう。

①明確なビジョン/コンセプトを、複数だからこそ提示することができる。
②グループ内での意見交換、研究会など、切磋琢磨が可能になる。
③一人では借りるのが困難な場所を借りることができる。
④人数を増すことで、多くの人に見ていただく機会が増える。

おそらくこの辺りがグループ展を行なう意義であり、①が最も本質的なものかと思いますが、ガロンではそもそも①が希薄だったため、②〜④をその意義として考えていました。コンセプトが無いなんてとんでもないことだとおっしゃる人も当然いると思いますが、下記の「More:「ガロン 第1回展」を終えて」でも書いておるとおり、私はそれでもいいと思っていました。なぜなら、コンセプトありきで集まったメンバーではない以上、最終的な評価も個々の作品に帰着する以外にありえないからです。「日本画」を軸にそれらしいコンセプトを捏造したところで、そんなものはたやすく見破られると私は思いました。

ですが、終わってみて露になったのは、コンセプトがないがゆえのグループ展として行なうことの意味の不在です。②はグループ展ではなくてもいいわけですし、③④は言わずもがなでしょう。各作家がこれまでの延長線上での作品を発表するだけなら、グループ展である必要はない、個展でよい。私は、足を運んで下さった方々の反応を通してそれを強く実感しました。

けれども、コンセプトありきで集まったグループではない以上、これからコンセプトを作ろうとしたらそれはまさしく「作られた」ものでしかありません。私個人的な思いとしては、それはあまり面白くない。では解散するのか?しかし、私たちは何も残していません。

今後の展開として考えていることはあるのですが、それはリスクも高く、全体の総意には至っていません。
しかし、グループとしてのコンセプトを提示するのではなく、個々の作品の研究発表でもない、第三の道が、私にはあるように思います。
そこで初めて、グループとして忌避してきた「日本画」、そしてそれ以前の「日本絵画」というものが立ち上がってくる予感が私にはあります。

さてさて。

More:「ガロン 第1回展」を終えて
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by galllllllon | 2010-09-02 09:40 | 第1回展